

高等学校での研修ご報告となります。
今回初めて高校2年生を対象とした就職ガイダンス研修に講師として関わらさせてさせていただきました。
高校3年生の就職サポート研修は、ここ数年させていただいていますが、高校2年生の研修は初めて。そしてもう一つ画期的だったこと。それは担当のN先生からのご指名をいただき、研修内容の構築からすべて先生との「協働体制」で進めさせていただいたことです。
N先生の子どもたちへの思いと熱量が高く、愛情を感じながらの開催となりました。(N先生、この機会をいただいたこと、そして生徒の皆さんの気づきと学びの時間に関わらせていただいたことに、心より感謝申し上げます)
就職活動が間近の高校3年生、大学生対象の研修より、まだ切羽詰まるものがない高校2年生だからこそできる研修がある。という前提のもと、単なる就職活動研修ではなく、その手前で一番大切になる「自己理解」に深く焦点を当てる90分を創ることに特化しました。
答えのない世の中だからこそ、自分の中に羅針盤を持つことの大切さ。
過去のMy Historyの振り返りやシェアから見えてくる「自分」
「できること」「やりたいこと」「すべきこと」というテーマの「自分自身への問いかけ」
知識学習だけではなくワークというアウトプット時間を多めに設定。
今回は「好きな言葉選び」「自分史」の2ワークを選択。
少しだけ立ち止まって、自分を味わい、対話し、誰かとシェアしあうことで、見えてくることは確実にあると思うのです。自分の価値観、自分の強み。
ワークを通して、そのグループシェアを通して、最初は器用な言語にはならなくても
体感すること、感じることで動き出すモチベーションがあります。
フィードバックを通して、言語化をサポート。
その中に、自分自身が大切にしている価値観、自分の希望や強味に気づき始める瞬間があります。
終了後の生徒の皆さんからの感想には、そんな気づきの声が多く寄せられました。
N先生から、普段と違うこどもたちの顔がありました。こんな一面があるんだなとびっくりした子もいました。
というご感想も。
就職も進学も、大切な人生の選択。
「大切な自分が、自分のために何を選択してあげるのか」
今回の気づきから、継続的な「自分との対話」で、自分らしい選択肢を選んでいってほしいなと思います。
微力ながらお役に立てていれば嬉しい限りです。
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